【産後のバストがしわしわでヤバイ】授乳後に胸のハリを取り戻す3つの方法

「妊娠・出産」は、女性の人生の中でも、かなり大きなライフイベントです。

そして、「あっという間に卒乳した!」と思ったら今度は

「胸が明らかにシワシワになってる!なんで!?」と戸惑っていませんか?

こんな悩みはないですか?

・妊娠前のような胸のハリがなくなった

・胸の中身が減ったような感じで萎んでしまった

・デコルテが削げて鶏ガラみたい

筆者の私もその1人でした。

20代にして、おばあさんのようなシワシワの胸に。

「まだ出産していない友人は、綺麗なバストなんだろうな…それに比べて私は…。」
と、かなりショックを受けました。

産後、胸がしわしわになったからといって、
何もせず放置しておくのはオススメできません。

産後に胸のケアを怠ると、
バストの形はどんどん崩れていく可能性があります。

でも、産後に胸がしわしわになる原因と対策を知り行動すれば、
再びあなたのバストに自信を取り戻すことが出来ますよ。

久しぶりに友人と会うことが億劫にならず、
むしろ産後でも自信を持った「素敵な明るいママ」になれます。

産後、授乳後に胸がシワシワになる原因3つ

ホルモンバランスの変化で乳腺が衰退する

ママの胸は卒乳を迎えると
授乳のために発達していた乳腺が
妊娠前の状態に戻っていき、
母乳は作られなくなります。

バストのボリュームの元であった乳腺や脂肪が減る一方、
バストを支えていた皮膚クーパー靭帯伸びきったままになるのです。

これが「バストがシワシワになった」
「胸のボリュームがなくなり、垂れた」と感じる理由です。

クーパー靭帯が伸びる

クーパー靭帯とは、バストの上部に多く存在する
「コラーゲン」で出来た繊維の束です。

クーパー靭帯が乳腺を吊り下げてくれるので、
バストは上向きの形になっています。

しかし、妊娠中から授乳中にかけて
ママのバストは大きくなるため、
クーパー靭帯もそれに伴い引き伸ばされてしまいます。

クーパー靱帯は、一度伸びたり切れたりすると
二度と修復ができません。
胸の手術をしても、伸びたり切れたりした
クーパー靱帯を治すことはできないのです。

卒乳後、乳腺が衰退してバストのボリュームが減った時に、
クーパー靱帯はバストを妊娠前のように吊り下げられなくなるので、
胸はしぼみ、触った感じが「シワシワ」になってしまいます。

胸の皮膚が引き伸ばされる

妊娠中から授乳中の期間に、乳腺が発達し
バストに脂肪が増える事で胸は大きくなります。
それと同時に、バストの皮膚も伸ばされてしまうのです。

皮膚は一度伸ばされると緩み、ハリがなくなります。

そして、バストの内容量に対して皮膚に余裕ができてしまうことで、
胸はシワシワになってしまいます。

太っていた人が痩せると、皮膚が余ってシワシワに弛んでしまいますよね。

同じようなことが、産後のあなたの胸でも起こってしまうんです。

産後の胸は絶対に放置しないで!今すぐケアを開始すべき理由

産後の胸は、何もケアせず放置していると
どんどん垂れて、ハリがなくなってしまいます。

産後のバストを放置してしまった場合のデメリットをご紹介しますね。

バストの黄金比が崩れていく

あなたはバストの黄金比についてご存知ですか?

鎖骨の中心部分と左右のバストトップを結んだ線が
「正三角形」
になるのが、バストの黄金比だと言われています。

若いうちは、この「正三角形」だったバストが、
年齢を重ねるにつれて胸が垂れて
「二等辺三角形」になっていくのです。

加齢による変化だけでなく、
授乳後の胸もボリュームが無くなり、
垂れてしまうため「二等辺三角形」に近づいていきます。

ケアをしないと、あなたの胸の形はどんどん崩れていきますよ。

ホールド力のないブラだとデコルテ部分が削げてしまう

もし今あなたが、バストの上部にすき間のあるブラ
バストをしっかりと持ち上げてくれないブラをつけているなら要注意です。

このようなブラを使っていると
胸がしわしわになるだけでなく、
デコルテがガリガリになったり、
垂れた胸になったりしてしまいます。

これだけで、一気に老けて見えてしまうんです。

まだまだこれからオシャレや海も楽しみたいのに、

これでは自信をもって出掛けることができませんよね。

乾燥も胸がシワシワになる原因に

あなたはバストを保湿したことはありますか?

バストも顔と同じように保湿しないと、
乾燥してしわしわになりやすいんです!

多くの人はバストまで保湿していないと思います。

乾燥からお肌を守るために
顔を保湿する流れで首からデコルテ、バストまで
マッサージするように保湿することが大切です。

バストアップを意識した食事でホルモンバランスを整える

産後にバストがしわしわにならないよう、
食事面にも気を遣ってみましょう。

バストアップにオススメな栄養素と効果について簡単にご紹介しますね。

大豆イソフラボン

イソフラボンとは、髪や肌のハリ・ツヤを出してくれる
女性ホルモン「エストロゲン」とかなり分子構造が似ていることから、
植物由来のエストロゲンとも言われています。

乳腺は、エストロゲンの働きにより刺激され発達するので、
イソフラボンを摂取することでバストアップ効果が高まります。

大豆イソフラボンはその名の通り、
豆乳、味噌、納豆、豆腐、きな粉などといった
「大豆製品」
に多く含まれます。

しかし大豆イソフラボンは摂取しすぎると逆に
ホルモンバランスが崩れてしまう可能性があるので、
一日に70〜75mg程度にしておきましょう。

ボロン

ボロンは「ホウ素」の一種であり、
先ほど述べた女性ホルモン「エストロゲン」の分泌を促す効果があります。

エストロゲンの血中濃度が増えると、
乳腺の発達が促されるためバストアップ効果が期待できます。

ボロンが多く含まれる食材として代表的なものに
キャベツやりんご、ブロッコリー、蜂蜜、ブドウ、ナッツ類などが挙げられます。

タンパク質

タンパク質は、私たちの身体を作る重要な栄養素です。

骨や筋肉、内臓や皮膚など、多くがタンパク質を元に作られています。
もちろんバストも同様。

バストアップにおいて重要な「大胸筋」を大きくするためにも、
タンパク質を摂るのはオススメです。

タンパク質は、肉や魚、卵などから摂取できます。

これらは「太るから…」と敬遠せず、しっかり摂っていきましょう。

ビタミンE

ビタミンEは、バストアップに有効なビタミンの代表です。 

ビタミンEには「女性ホルモン」のバランスを整え、
血中の悪玉コレステロール値を下げてくれる働き
があります。

バストに栄養を運ぶためには血行の良さも必要です。

悪玉コレステロールが減少し、
血行が良くなることでバストアップに必要な栄養が行きわたりやすくなります。

ビタミンEは、アボカド、カボチャ、アーモンドなどに含まれています。

しかし、過剰に摂取すると
骨粗鬆症のリスクが上がることが最近分かってきたため、
1日の摂取量は6gを目安にしましょう。

アーモンドなら15〜20g、
カボチャであれば150g程度に摂取しましょう。

バストアップにオススメの栄養素と食べ物についてご紹介しましたが、
バストのためにと偏った食事をするのではなく、
なんでもバランスよく食べて内側から美しいバストを目指しましょう。

子育てママの敵「揺れ」「伸び」からクーパー靭帯を守る

クーパー靭帯を「揺らさない」

子育て中のママは自覚がなくても、
日常の様々な場面で胸が揺れることで
「クーパー靭帯」に負担をかけています。

・公園などで子供と体を動かして遊んでいる

・産後ダイエットに運動をしている

・家事や子育てで毎日体を動かしている

このような、子育てママが避けては通れない行動の中で胸が揺れてしまい、
クーパー靭帯に負担をかけてしまっているのです。

バスト全体を揺らさないようにするには、
ホールド力の高いブラを着けましょう。

クーパー靭帯を「伸ばさない」

・猫背になっている

・授乳中はよく下を向いて姿勢が悪くなっていた

・子供のおむつ交換やお世話で前かがみになる事が多い

・ノーブラやサイズの合っていないブカブカのブラを着けている

こんなあなたは、要注意です。

姿勢が悪い「前傾姿勢」になってしまうと、
バストをクーパー靭帯のみで支えることになってしまうため、
負担がとても大きくなってしまいます。

その結果、胸の位置が下がり、
垂れてしわしわになってしまうのです。

また、楽だからとノーブラで過ごしたり、
サイズの合っていないブラで生活したりすることはNGです。

バストは支えるものがないと下垂し、
クーパー靭帯は伸びてしまい、
重力とともに垂れさがってしまいます。

一度伸びると二度と修復出来ない「クーパー靭帯」を守るために

・猫背を避け姿勢よく過ごす

・ノーブラや合っていないブラで過ごさない

これらを意識して生活しましょう。

あなたに合ったブラで「24時間」バストを支え続ける

卒乳後に、サイズが合っていないブラや、
ホールド力のないブラを着けていると、
バストの形はどんどん崩れ、垂れたりしぼんたりしてしまいます。

ブラの選択はとても重要で、
ブラによってバストの未来が左右されると言っても過言ではないので、
すぐにあなたのブラを見直してみてください。

昼はホールド力の高いブラを着ける

家事に育児に、あるいは仕事に大忙しのママは、
日中意外と身体を動かしています。

そして、動きに伴って胸も揺れています。

胸が揺れたり引っ張られたりすると
クーパー靱帯が傷みバストが垂れたりハリが無くなったりする原因にもなります。

そのため昼間は、ホールド力の高いブラを着けるようにしましょう。

夜は適度なホールド力とリラックスできるブラを着ける

あなたは夜寝るとき、普通のブラを着けていますか?
それともノーブラですか?

寝ているときバストは、重力による影響を受けて横や背中に流れます。

これにより乳腺の発達が妨げられたり、
バストの形を維持するクーパー靱帯に負担をかけたりしてしまうため、
胸の形が崩れてしまう原因になります。

ナイトブラは、バストが横に流れてしまうのを防ぐように作られているため、
バストアップや型崩れ予防のためにも寝るときには着けるようにしましょう。

まとめ

産後にバストがしわしわになる原因

・ホルモンバランスの変化で乳腺が衰退するため

・クーパー靱帯が伸びたり切れたりすることでバストのハリが失われるため

・授乳するためにバストが大きくなることで伸びた皮膚が卒乳後にたるむため

産後の胸は絶対に放置しないで!今すぐケアを開始すべき理由

・産後の胸は絶対に放置せず、ケアをしてあげる

・ホールド力のあるブラで胸をしっかり支え、持ち上げる

・乾燥はバストがしわしわになる原因となるので保湿はしっかりと行う

・バストアップに効果的な以下の栄養素をバランスよく摂取する。

・大豆イソフラボン
・ボロン
・タンパク質
・ビタミンE

・子育てママの敵「揺れ」「伸び」からクーパー靭帯を守る

・あなたに合ったブラで「24時間」バストを支え続ける

産後のバストを見て見ぬフリをして放っておくと、
更にしわしわになったり形が崩れたりしてしまいます。

そうならないためにも
今すぐ出来ることケアから実践していきましょう。

産後もハリのある美しいバストを維持できれば、
綺麗で若見えするママになれますよ。