【産後は胸が張らないの!?】卒乳した途端に胸の張りがなくなり絶望してるママが今日から始めるべきバストケア3選

卒乳したと同時に、

「授乳中はあれだけパンパンに張っていた胸が張らなくなった!
もうしぼんで垂れたまま復活しないの!?」

と焦っていませんか?

こんな悩みはありませんか?

・卒乳すると胸が張らず、ボリュームのない寂しいバストになった

・授乳を終えた途端に胸のハリが無くなってしまった

・卒乳すると胸は張らずにシワシワのままなのか知りたい

筆者の私も、授乳中は胸がパンパンに張って
サイズも大きくなっていたはずが、
卒乳した途端にしぼんだ風船のように張らなくなってしまい、かなり焦りました。

「胸が張らないのは悲しいけれど、
改善する方法も分からないので何もしない」

というように放置してしまうと、
あなたの胸のハリはどんどん失われていきます。

でも、産後に胸が張らない原因を知り、
きちんと対処法を実践すれば、
再び昔のようなハリを取り戻すことができるんです!

卒乳後も胸のハリやボリュームが維持できれば、
温泉やプールにも自信を持って出掛けられますし、
何よりあなたの気持ちが明るくなりますよ。

産後に胸が張らなくなる理由

母乳がつくられなくなるから

授乳中は、赤ちゃんがおっぱいを吸うことで
「プロラクチン」というホルモンが分泌されます。

しかし、卒乳や断乳をし
赤ちゃんがおっぱいを吸わなくなると
「プロラクチン」が生成されなくなるため、
母乳を作る必要がなくなった乳腺衰退していきます。

また、母乳の材料となる血液は、
バストの基底部(胸の付け根)で集められます。

血液はそこから乳腺へ送られて母乳を作るため、
授乳中は胸に血液や母乳が溜まって張るようになるのです。

しかし卒乳すると
これらの働きが全てストップするため、
バストのボリュームはなくなり、胸も張らなくなります。

乳腺の衰退や脂肪の減少

授乳中は、赤ちゃんに飲ませる母乳を作るため乳腺が発達したり、
乳腺周囲の脂肪増えることで、胸は張って大きくなります。

しかし卒乳すると、母乳を作る役割を終えた乳腺は衰退し、
乳腺を守るために増えた脂肪も減っていきます。

これにより、バストの内容量が減ってしまうことでハリがなくなり、
胸はしぼんで小さくなってしまいます。

皮膚やクーパー靱帯が伸びて胸の張りが無くなる

授乳をするために胸は大きくなると述べましたが、
胸が大きくなるにつれて「胸の皮膚」
「胸を支えるクーパー靱帯」も伸びてしまいます。

クーパー靭帯とは、コラーゲンの束で出来ていて、
胸の上半分に多く存在しています。

クーパー靭帯が乳腺を上向きに引っ張ってくれているお陰で、
胸は上向きの綺麗な形を維持することができるのです。

しかし、このクーパー靭帯は
胸が大きくなることで引き伸ばされたり、
切れたりしてしまいます。

一度伸びきったり切れたりしたクーパー靭帯は
二度と元に戻ることはない
ため、
胸は重力に負けて垂れてしまうのです。

この結果、胸のハリがなくなり、
バストは全体的に垂れてしまいます。

バストケア①エストロゲンを増やして乳腺を発達させる

大豆イソフラボンを摂取する

大豆イソフラボンとは
納豆や豆腐、きなこ、味噌などの
大豆製品に含まれている栄養素です。

大豆イソフラボンは女性ホルモンの
「エストロゲン」と分子構造が似ていて、
「バストアップに必要な乳腺の働きを活発にする」
といった、エストロゲンと同じような働きをすることが分かっています。

大豆イソフラボンは過剰摂取すると逆に
ホルモンバランスに悪影響を及ぼしかねないため、
1日の摂取量は70〜75mg程度にしましょう。

「mg」と聞いても、実際どのくらい飲めば良いのか
想像がつかないと思います。ですので、ここではスーパーなどで見かける、
飲み切りの豆乳200mL 1パック分でご紹介しますね。

無調製豆乳 約53mg

調整豆乳 約43mg

豆乳飲料 約17mg

無調製豆乳は、水と大豆だけを飲んでいるような味ですので、好みが分かれます。

豆乳は調整されるほど嗜好品のように美味しさは増しますが、
一方で含まれる大豆イソフラボンの量は減るのです。

しかし、普段から私達は
「お味噌汁」や「納豆」「豆腐」などを食べて
大豆イソフラボンを摂取できていると思います。

バストアップのためにと大豆イソフラボンばかりを意識して
偏った食事をするのではなく、
バランスの良い食事を心がけるようにしましょう。

バストケア②バスト周囲の血行促進で栄養素をバストに届ける

先ほど述べたように、「大豆イソフラボン」
「バランスの良い食事」で乳腺を発達させ、
バストアップを目指すことは大切です。

しかし、どれだけバストアップに効果的な栄養素を摂っても、
それを目的の場所まで運べなければ意味がありません。

つまり、バスト周囲の血行を良くしてあげる必要があるのです。

バスト周りの血行をよくするには

  1. 姿勢をよくする
  2. マッサージをする

この2つがポイントとなります。1つずつ解説していきますね。

姿勢をよくする

あなたは普段から、正しい姿勢で生活できていますか?

子育てをしているママは、授乳をしたりオムツを変えたりと
赤ちゃんのお世話をする中で頻繁に前傾姿勢をとっています。

前傾姿勢をとることが増えると、
だんだん姿勢が悪くなり気づかないうちに
「猫背」や「巻き肩」になってしまいます。

猫背や巻き肩になると、
バストの重さ全てが「クーパー靭帯」にかかってしまうため、
支え切れなくなったクーパー靭帯は伸びたり切れたりしてしまうのです。

そうならないためにも、
普段から姿勢を良くする事を意識して生活しましょう。

マッサージをする

バストに栄養素を届けるために
バスト周囲をマッサージして血行を良くしましょう。

ここで一つ注意していただきたいのが、「強く揉みすぎない」ことです。

バストを強い力でマッサージしてしまうと、
クーパー靭帯が伸びたり切れたりする原因となってしまいます。

バストアップのためにマッサージを頑張っても、
そのせいでクーパー靭帯を傷めてしまっては本末転倒ですよね。

力加減には気をつけて、なるべく優しく撫でるようにマッサージをしましょう。

バストに栄養を届けるマッサージ
  1. 肩を数回まわして、バスト周囲の血行をよくする。
  2. 左右の鎖骨の中心あたりから、みぞおちにかけて指で優しくさすってほぐす。
  3. 胸の上部分にある大胸筋を手のひらでくるくるとマッサージする。
  4. 片手で胸を下から持ち上げて、もう片方の手で円を描くように胸をさすり、形を整える。

バストケア③十分な睡眠を取って女性ホルモン分泌させる

意外かもしれませんが、バストアップにおいて
「十分な睡眠をとる」ことは重要なのです。

睡眠時間はバストアップに大きく関係しています。

バストアップするためには、
乳腺を発達させることが必要です。

バストは脂肪9割、乳腺1割で構成されていますが、
乳腺が発達すると、それに比例して乳腺を守っている脂肪も増えます。

乳腺を発達させるには、女性ホルモンをたくさん分泌させることが重要です。

このことから、1日の中で最も女性ホルモンが分泌される
22時から2時の間には、しっかり睡眠をとることが大切なのです。

育児や家事で忙しいママは
22時までに寝ることは難しいかもしれませんが、
バストアップのために日付が変わる前には寝るように心がけましょう。

まとめ

産後に胸が張らなくなる理由

・母乳がつくられなくなるから

・乳腺の衰退や脂肪の減少

・皮膚やクーパー靱帯が伸びて胸の張りが無くなる

産後に胸のハリを取り戻すバストケア3選

・エストロゲンを増やして乳腺を発達させる

・バスト周囲の血行促進で栄養素をバストに届ける

 ①姿勢をよくする

②マッサージをする

・十分な睡眠を取って女性ホルモンを分泌させる

産後、卒乳して胸が張らなくなるのは仕方ありません。

しかし、それを放置して何もしないと
あなたの胸のハリは取り戻せないのです。

この記事でお伝えしたバストアップ法を実践し
胸を少しでも張らせるように頑張ってみましょう。

卒乳後も胸のハリやボリュームが維持できれば、
温泉やプールに行く時も、自信を持って出掛けられますよ。