【産後、胸はいつからしぼむ?】しぼんだ胸を復活させるためにあなたが今すぐやるべき5つのこと

胸を復活させたいけれど、いつから、何をすればいいのか悩んでいるあなたへ。

こんな悩みはありませんか?

・授乳後胸がしぼんだけど、まだ小さくなっていっている
・卒乳前なのに胸がしぼんですでにぺたんこになった
・胸が妊娠前より小さくなってしまってブラジャーがぶかぶか

産後、特に赤ちゃんの卒乳後は胸がしぼみやすくなりますよね。
かくいうわたしも、子どもを母乳で育てたんですが、卒乳してから胸がどんどん小さくなってしまいました。
赤ちゃんが元気で大きくなるのは嬉しい!でも、わたしの胸はぺったんこ!
しかもちょっと垂れてきて、こんなの旦那に見せられない!

実は、適切な時期に適切なケアをしないと日に日に胸は垂れてしぼんでいくんです。
時間がないからと放置していると、胸の形はどんどん垂れ、小さくなってしまいます。
胸が垂れてしまってからケアを始めても、もしかしたら手遅れなことも・・・

でも安心してください。
ちょっとした空き時間にできるケアや食生活に気を付けることで、産前のハリのある胸へと近づけることもできるんです。
今回は、簡単だけど効果的なバストアップ方法についてご紹介します。

鏡の前で自分の身体を見て溜め息をつくこともなくなり、いつまでも綺麗なママでいられますよ。

どんなバストケアをいつから行うのがいいのかをお伝えする前に、産後胸がしぼむのはいつからか、またその原因からお伝えします。

産後胸がしぼみ出す時期は「産後1~2か月」!急激にしぼむのは「産後半年~1年後」!

まずは妊娠中~産後、女性の胸はどのように変化するのでしょうか。
それぞれの「時期」と「胸の状態」に分けてお伝えします。

「妊娠中」
胸の状態:妊娠をすると、徐々に身体はママになる準備を始めます。女性ホルモンの影響でバストサイズがどんどん大きくなり、出産間際には妊娠前のサイズよりも2カップほど大きくなります。

「産後初期」
胸の状態:産後1~2か月過ぎたくらいから、ホルモンの影響で乳腺の脂肪が減り始めます。それにより、だんだんとバストが小さくなっていきます。そして、6か月後くらいにはバストは最大の時期のサイズから1カップほど小さくなります。

「産後後期」
胸の状態:出産後半年~1年にかけて急激にバストがしぼんでいき、妊娠前の大きさまで戻ります。そしてこの時期が一番バストが垂れやすい時期になります。

「産後後期」に妊娠前の大きさまで戻る、とありますがこれはハリや弾力のある以前と全く同じ胸に戻るか、といったらそうではないんです。

赤ちゃんを出産すると、乳腺は母乳を飲ませようと速いスピードで発達します。妊娠中のおなかと同じように、皮膚が伸ばされた状態になるのです。
しかし、一旦授乳を終えると母乳は作られなくなり、皮膚が戻るスピードよりも乳腺が縮むほうが速いので、ここで胸が垂れてしまった印象になるのです。

胸がしぼむのは「女性ホルモン」と「クーパー靭帯」が原因だった!

女性ホルモンの変化
お伝えしたように、「産後初期」に赤ちゃんを出産して授乳をすることで女性ホルモンがたくさん分泌され、乳腺も刺激されて増えていきます。
しかし、産後2か月くらいから女性ホルモンの分泌量が徐々に減り始め、その影響を受けてバストもじわじわと小さくなっていくのです。

クーパー靭帯への負担
クーパー靭帯とは簡単に言うと、「おっぱいのハリを保っているもの」です。
胸を支えるコラーゲン繊維の束でできている組織で、この靭帯が伸びたり、ぷつぷつと断裂していると胸が垂れる原因になります。
クーパー靭帯には常日頃の姿勢もとても大切です。
授乳中は赤ちゃんにおっぱいをあげやすくするため、つねに前かがみの姿勢になっていた方も多いのではないでしょうか?
実はその前かがみの姿勢は、クーパー靭帯に大きな負担をかけてしまっていたのです

さて、いよいよここからバストケアのお話に入っていきます。

ここをお読みのあなたが一番気になっている、「しぼんだ胸は復活できるのか?」という疑問。
先にお答えしますと、完全に戻すことはできないけれど、適切なケアをすればかなり綺麗な状態まで戻すことができます。

なにをするのか、も大切ですが、いつするかもバストケアにはとても大切です。
バストケアの時期は「授乳中」「授乳後(卒乳後)」に分けられます。
それぞれの時期で行ってほしいケアも変わってきますので、下で詳しく解説します。

バストケアをはじめるのは授乳中から!

バストマッサージに関しては、授乳中は乳房が張っている状態なので、授乳が終わるまではお休みしてほしいところです。ですが、授乳中でもできること、やっていただきたいことが3つあります。

①バストの保湿

お風呂上りなどにバストクリームを使い、優しく撫でるように塗ってください。
バストクリームの選び方は、

・香りがきつくないこと
・赤ちゃんが口に入れても大丈夫な成分を使っていること
・低刺激のもの

が良いでしょう。

②姿勢に気を付ける
赤ちゃんのお世話が始まると、おむつ替えや抱っこ、授乳などつい前かがみの姿勢になりがちです。
正しい姿勢、正しい歩き方をできるだけ意識するようにしましょう。
正しい歩き方というのは、かかとからつま先をゆっくり丁寧にしなやかに使うことです。
一歩一歩踏みしめて、足裏を意識して歩くことが大切です。時間のある時に、全身鏡の前で横向きに立ち、自分の日頃の姿勢をチェックするのも良いですね。

③タンパク質中心のバランスの良い食事

これは授乳中、授乳後に関わらず言えることですが、食事はとても重要です。
食事は数日食べたからといってすぐに効果が出るものではないので、コツコツ食生活を改善することが大切です。
特に摂取してほしいタンパク質は、

・肉
・魚介類
・卵
・大豆製品

栄養素がそれぞれちがうので、いろんな種類をまんべんなく取れると、より効果が高くなります。
その他、野菜、食物繊維、海藻類などもおすすめです
できるだけ避けていただきたい食材は、

・白砂糖
・小麦
・加工品、添加物

があります。

授乳後のバストケアで一気に胸をもとに戻す!

いよいよ卒乳を迎え授乳が終わると、本格的なバストケアを始めます。

①ワイヤー入りのブラジャーを着ける

まず、やっていただきたいのがワイヤー入りのブラジャーを着けることです。
妊娠前に使っていたものをそのまま使うよりも、新しく購入することをおすすめします。今のご自身の身体にフィットしたブラジャーを選ぶことが大切です。
最初はブラジャーを着ける時間は短時間でも大丈夫です。
1日1時間から、痛いなと感じたら我慢せずにすぐに外しましょう。そうやって少しずつ身体に慣らしていきます。

②マッサージを行う

大胸筋をほぐすマッサージ

①わきの下をプッシュする
親指以外の4本の指でアンダーバストのラインを内側から外側へなぞったら、親指の腹でわきの下をプッシュする。
②脂肪を胸に集める
腕を上げ、肘~わきに向かって手で10回さすり、二の腕の脂肪を胸まで流し、余分な脂肪を胸に集める。
③背中の脂肪を胸に集める
右手を胸の間に添えながら、左手で右側の背中の脂肪を右胸に集める。反対側も同様に各10回行う。
④脂肪をバストの中央へ寄せる
集めてきた脂肪をバストの中央へ寄せるイメージで、両手のひらで円を描くように優しく10回動かす。

柔らかマシュマロバストマッサージ

①猫の手でバスト上部がふっくら
手を軽く握って鎖骨の下に置く。あごを上げて首を伸ばし、お肉をバスト上部に集めるイメージで手を下にスライドさせる。1分間繰り返す。
②わきのリンパの流れを促してスッキリ
わきの中央に親指をグッと差し込み、親指以外の指は肩胛骨辺りを掴む。掴んだ手をバストの方へギューッと引っ張る。
③ブラジャーをつけたまま押し上げる
胸を張りブラジャーのアンダーを指でできるだけ押し上げてキープ。同時に腹式呼吸を行い、ゆっくりと息を吐き切る。これを5回繰り返す。

③食生活に気を付ける
授乳中からできるバストケアでもお伝えしたように、毎日の食事はとても大切です。
タンパク質に加えて、授乳後は
・ビタミンE(かぼちゃ、アボカド、モロヘイヤ、アーモンドなど)
・ビタミンC(レモン、キウイ、いちごなど)

も積極的に取るように心がけましょう。

産後、胸がしぼむ前からバストのケアを始めましょう!

ご紹介したバストケアは今日今からでも実践できるものばかりです。ぜひ今日からチャレンジしてみてください。
最後に、この記事の大切なポイントを再度お伝えします。

CHECK!

・産後胸がしぼみ出す時期は「産後1~2か月」。急激にしぼむのは「産後半年~1年後」。
・バストケアは「授乳中」から行い、「授乳後」に本格的に取り組むことが大切。
・姿勢に気を付け、食事はタンパク質中心の食材を多く取りましょう。

胸はいろいろ手をかけてあげれば、後の結果が全然違ってきます。
ふっくらと大きな胸に近づくことで、女性らしいメリハリのあるボディになり、オシャレも楽しくなりますよ。