昼も夜も、寝る間を惜しんで頑張った我が子への授乳を終えて
「久しぶりに好きな服着てオシャレしちゃおう!」
と胸元の開いた服を着るとビックリ。
デコルテが削げて骨っぽくなり悲しくなっていませんか?
こんな悩みはないでしょうか。
かく言う私も卒乳した途端、
一気にバストのボリュームが無くなり
妊娠前とはかなり違ったボディラインになり落ち込みました。
仕方ないからデコルテが見えない服を着る。
諦めて放置する。
そのような日々を過ごしていては、
あなたのデコルテは今以上に骨っぽくなってしまいます。
でも、デコルテを太らせる食べ物を食べたり、
骨っぽく見せない対策をとったりすることで、
あなたのデコルテは劇的に改善するんです!
この記事では、産後痩せてボリュームのなくなったデコルテを
ふっくらさせる方法についてお伝えします。
以前のようなデコルテを取り戻せば、
胸元の開いた服も自信を持って着れますし、
若々しさもUPすること間違いありませんよ。
産後にデコルテが痩せて骨っぽくなる原因
リンパの流れや血行の悪化でデコルテのボリュームアップに必要な栄養素が行き届かない
人のバスト周囲は、首から脇にかけて
血管やリンパが多く張り巡らされています。
これらの流れが滞ると
もちろん栄養は行き届かなくなり、
「冷え」や「疲れ」などの様々な症状も出てきます。
そのため、デコルテ部分にボリュームを出すには、
デコルテをふっくらさせる栄養素がしっかり行き渡るように
血液やリンパの流れを良くしていくことが大切です。
デコルテにボリュームを持たせる大胸筋の「筋肉不足」
バストの奥には、大きな扇子のような形の「大胸筋」と言う筋肉が存在します。
バストアップにとって重要と言われるこの大胸筋は、
もちろんデコルテのボリュームアップにも
大きな役割を果たしているのです。
大胸筋を鍛えることで筋肉に厚みを持たせ、
デコルテ部分のボリュームを出すことができます。
普段の生活の中で、授乳をしたり、
前かがみで子供のお世話をすることが多いママは、
姿勢が悪くなりがちです。
姿勢が悪くなると筋肉の萎縮につながるので、
ふっくらしたデコルテやボリュームのある胸元を胸元を作るには、
筋肉を鍛えることも大切なのです。
大胸筋を鍛えるトレーニングについては後ほどお話しします。
授乳後はクーパー靱帯が伸びてバストが下垂する
乳房の上半分に多く存在する「クーパー靱帯」は、
胸を吊るすように乳腺を引っ張っているコラーゲンの束ですが、
授乳することで伸びたり切れたりします。
授乳中の胸は、乳腺が発達したり
脂肪がついたりすることで大きくなるため、
その分クーパー靭帯も引き伸ばされます。
伸び切ったクーパー靱帯が
バストを上向きに支えられなくなると、
バストは下垂してしまいます。
バストのボリュームが下へ下がってしまうと、
もちろんバスト上部のふくらみはなくなってしまうので
デコルテ部分が痩せてしまいます。
クーパー靱帯は、一度切れてしまうと
二度と元には戻らないので、
そうならないよう予防することが重要です。
デコルテを太らせる食べ物は?
大豆イソフラボン
大豆製品に含まれる「大豆イソフラボン」は
分子構造が女性ホルモンの「エストロゲン」と似ているため、
エストロゲンに似た作用を生じることが知られています。
エストロゲンには、乳房や皮下脂肪を発育させて
丸みある女性らしい身体を作る働きがあります。
大豆イソフラボンが含まれる食品をご紹介します。
・納豆
・豆腐
・豆乳
・きなこ
・おから
・味噌
ちなみに、大豆イソフラボンの1日の摂取目安量は、40~50mgです。
イソフラボンを過剰に摂取してしまうと、女
性ホルモンのバランスが崩れてしまい、
身体へ悪影響が出てしまう恐れもあるので摂りすぎには注意です。
炭水化物
「太ってしまうと嫌だから」と
炭水化物を控えている方は多いのではないでしょうか。
でも、炭水化物を摂取し
分解された糖質を筋肉まで届けることは、
筋肉を痩せさせないためにも大切なのです。
糖質を制限し痩せすぎてしまうと、
バストやデコルテ部分の筋肉や脂肪までなくなってしまい、
身体が全体的に骨っぽく見えてしまいます。
デコルテやバストの部分に、
しっかりと脂肪を蓄えてキープすることが
「若見え」の秘訣なのです。
デコルテ部分をふっくらボリューミーに見せるには、
偏った食事を取るのではなく
栄養バランスの良い食事をしましょう。
それにより、女性の体にとって大切なホルモンバランスが整い
バストアップにもつながります。
タンパク質
人の体の筋肉や臓器、髪の毛など
あらゆる部分がタンパク質からできています。
それほど、人間の体にとってタンパク質は重要な栄養素です。
タンパク質を多く含む食品をご紹介します。
・卵
・納豆
・ヨーグルト
・豆乳
・牛乳
・豆腐
・鶏胸肉、ささみ
・赤身の魚(マグロ、カツオなど)
・チーズ
デコルテを骨っぽく見せないためには、
良質なタンパク質をとり
しっかりとした筋肉を作っていくことが重要です。
特にデコルテ部分に膨らみを持たせたいなら、
胸を大きく覆っている「大胸筋」を鍛えるのが効果的です。
「大胸筋」を鍛えて骨っぽいデコルテにボリュームを出す
大胸筋を鍛える
大胸筋を鍛えて厚みを持たせることで
痩せたデコルテ部分の肋骨が目立たなくなります。
大胸筋を鍛えるオススメの筋トレを2つご紹介します。
① 合掌のポーズ
胸の前で両方の手のひらを合わせ
両腕が一直線になるようにポーズを取ります。
そのまま、両手を押し合うように力を入れて
10〜15秒キープします。
これを5セットほど行う事をオススメします。
② 腕立て伏せ
大胸筋を鍛えるには、腕立て伏せもオススメです。
普段からあまり筋トレをしない人は、
いきなり腕立て伏せを始めるのは
ハードルが高いかもしれません。
その場合は両膝をついたり、
壁を床に見立てて腕立て伏せに挑戦してみましょう。
どちらも、ジムなどに行かなくても
自宅で手軽にできる筋トレなので
ぜひトライしてみてくださいね。
マッサージでふっくらデコルテに
リンパマッサージの効果
デコルテをふっくらさせるには
なるべく体を温めた上でマッサージをすることがオススメです。
先ほども述べた通り、バスト周囲には
血管やリンパ管が多く張り巡らされています。
このあたりの血流を良くすることで、
バストアップに必要な栄養素がデコルテやバストに届きやすくなり、
全体的なボリュームアップにつながります。
「デコルテふっくら」リンパマッサージのやり方
デコルテをふっくらさせるリンパマッサージを2つご紹介します。
デコルテふっくらマッサージ①
- デコルテまわりをほぐす(脇、鎖骨、首、顎のライン、耳回り)
- 耳裏のくぼみから首筋に向かってなぞる
- 鎖骨の上側を脇に向かってなぞる
- 鎖骨の下側を脇に向かってなぞる
- 鎖骨のくぼみを指で押す
※力を入れ過ぎないようにしましょう。
デコルテふっくらマッサージ②
- 鎖骨のくぼみを、親指以外の4本の指の腹で、肩から中心部に向かって押す。
その際、首は押していないほうに傾ける。
また、息を吐きながら押していく。 - 手のひらを首の付け根に当て、首筋、鎖骨を通り、反対側の脇の下へ斜めにゆっくりさする。
脇の下にはリンパがあるため、そこに向かってさすすことを意識する。
腕全体を使って、左右交互に行う。
スキマ時間や、お風呂上がりなどには
リンパマッサージをとり入れて、
骨っぽいデコルテとサヨナラしましょう!
効果倍増!マッサージをする時のポイント
先ほど述べたリンパマッサージを行うときに、効果が倍増するポイントをお伝えします。
①お風呂上がりに行う
身体が温まったお風呂上がりの状態でリンパマッサージを行うと、
全身の血行が良くなるため、必要な栄養素がバストに届きやすくなります。
また、老廃物が流れやすくなるメリットもあります。
②オイルやマッサージクリームを使ってマッサージを行う
何もつけない状態で肌をマッサージすると、
摩擦で肌が傷みやすくなります。
そのため、オイルやマッサージクリームを付けて、
肌をなめらかにした状態でマッサージしてあげることで
肌にも負担をかけずバストアップできます。
デコルテをふっくら見せるブラを着ける
女性のバストは出産の前後でも
かなり大きさや形は変化しますが、
年齢を重ねるごとにも少しずつ変化していきます。
そのため、バストの形が変わった産後も
妊娠前と同じブラを着けることは避けましょう。
デコルテを骨っぽく見せないためには、
バストを寄せて上げるタイプのブラがオススメです。
可能であれば、直接お店に足を運んで、
今のあなたのバストにピッタリのブラを選んでもらうことをオススメします。
まとめ
デコルテをふっくらさせるポイント
・「大胸筋」を鍛えて骨っぽいデコルテにボリュームを出す
・リンパマッサージでデコルテをふっくらさせる
・デコルテをふっくら見せるブラを着ける
毎日の子育てでママはとっても忙しいと思いますが
スキマ時間を見つけて食事や筋トレ、リンパマッサージなどを取り入れ、
ふっくらデコルテを手に入れましょう。
デコルテを太らせることができれば
胸元の開いた服を着るのも抵抗がなくなり
オシャレの幅が広がりますよ。