【授乳後に垂れ乳になったバストの治し方が知りたい!】ちょっとのコツで「悲しい垂れ乳」を改善させる4つの方法

はじめての赤ちゃんが卒乳した途端、
驚くほど垂れ乳になってしまい悩んでいませんか?

こんな悩みはありませんか?

・授乳後に胸が垂れてハリやボリュームがなくなった

・授乳後、胸がおばあちゃんのように全体的に下がってしまった

・妊娠前のブラをつけると上半分に隙間ができて合っていないと感じる

筆者も一児の母ですが、
完全母乳で子供を育て産後1年経つ頃には、
本当に驚くほど胸が垂れてしまいました。

「まだ出産していない友人の胸は
ハリがあって綺麗なんだろうな…。」と落ち込むほど。

授乳後に垂れ乳になってしまったあなたのバストを
見て見ぬフリして放っておくと、
さらに形は崩れていきます。

そうならないためにも、これを知った今、動き出すことが重要です。

この記事でお話しする垂れ乳の改善方法4つを実践すれば、
授乳後に垂れてしまい、見るに堪えないあなたの胸が、
少しずつハリを取り戻してきたと感じるようになります。

やるとやらないでは、将来の自分のバストに
大きな違いが出てくる
ので、
ぜひ日常生活の中に取り入れてみてくださいね。

バタバタ毎日忙しく、自分のケアに時間が取れずに自信を失いがちなママも、
バストアップすることで海やプール、温泉へ行くことに抵抗がなくなり
毎日が楽しくなりますよ。

授乳後に胸が垂れる原因

クーパー靭帯が伸びる・切れることで胸が垂れる

女性の胸は、妊娠中から産後にかけて大きくなります。

これは、赤ちゃんが飲む母乳を作るために、
乳腺が発達し周囲に脂肪が付くからです。

産後間もない頃は母乳の産生量が安定せず
「石のようにガチガチに張ったおっぱい」になることもあります。

このように胸が大きくなる場面で
胸を支えているクーパー靭帯は引っ張られ、
伸びたり切れたりしてしまいます。

胸を上向きに支えているクーパー靭帯が伸びたり切れたりすると、
胸は重力に負けて下に垂れてしまうのです。

胸の皮膚が伸びる

先ほどお話ししたように、胸は母乳を作るために大きくなります。

そうなるともちろん、胸の皮膚も伸ばされます。

授乳中に大きくなった胸は、
卒乳すると母乳が作られなくなるため小さくなります。

これは、発達していた乳腺が衰退
胸全体のボリュームがなくなるためです。

授乳後は、胸の内容量が減ったにもかかわらず
皮膚は伸びたままなので、
胸はたるみ下垂してしまいます。

加齢による筋肉量の減少や乳腺の衰退

加齢と共に、身体の筋肉量が減少していきます。

20代後半からは、胸やデコルテに
ボリュームを持たせてくれる「大胸筋」が痩せてくるので、
大胸筋を鍛えずに放っておくと胸が垂れていきます。

30代後半から40代にかけては、
大胸筋に加えて「乳腺そのもの」もしぼんでいくのです。

たとえ出産せずに生きてきた女性でも
加齢により胸は垂れてしぼんでいきます。

そのため、加齢変化に負けない体づくり「垂れ乳」対策が大切なのです。

間違った授乳の仕方をしている

あなたは普段、どのような抱き方・姿勢で授乳していましたか?

・授乳中よく猫背になっている

・赤ちゃんの口と胸がピッタリくっついていない

・添い乳の時、つい同じ方の胸で飲ませてしまう

このように授乳していないでしょうか。

一つでも当てはまったら、
胸が垂れる原因となってしまうので改善してくださいね。

授乳のポイントについては、後ほどこの記事で解説します。

そしてこれから、「悲しい垂れ乳」を改善させる4つの方法をご紹介しますね。

①今のあなたの胸にピッタリのブラをつける

「もったいないから」と、
卒乳後も妊娠前のブラを使い回していませんか?

産後は胸の形やサイズが変化している事がほとんどなので、
「少しゆるいけど、使えるから大丈夫でしょ!」と
安易に過去のブラを使い回さないようにしましょう。

ゆるいブラや、サイズがピッタリ合っていないブラだと
胸が正しく支えられず、胸が下垂したり形が崩れたりする原因になります。

後々あなたが後悔しないためにも、
卒乳したらお店できちんとサイズを計測してもらい確認しましょう。

サイズの合ったブラを着け、
クーパー靭帯が緩まないように保護することが
垂れ乳の予防として大事なのです。

②大豆イソフラボンを摂取する

大豆イソフラボンとは、納豆や豆腐、きなこ、味噌、豆乳などの
大豆製品に含まれている栄養素です。

大豆イソフラボンは女性ホルモンの「エストロゲン」と分子構造が似ていて、
「バストアップに必要な乳腺の働きを活発にする」といった、
エストロゲンと同じような働きをすることが分かっています。

大豆イソフラボンの1日摂取量は70〜75mg程度にしましょう。

市販の豆乳200mL 1パック分の
大豆イソフラボン含有量を例に挙げると

無調製豆乳 約53mg

調整豆乳 約43mg

豆乳飲料 約17mg

このようになります。

私たちは普段の食事からも
大豆イソフラボンを摂取していますので、
バストアップにために「普段の食事に少し付け足す」
という感覚で取り入れていきましょう。

③筋トレで大胸筋を鍛える

「合掌のポーズ」は、どこでも手軽に大胸筋を鍛えて
バストアップできるので有名です。

【合掌のポーズの方法】

①姿勢を正して胸の前で手を合わせる(背筋を伸ばすことを意識する)

②息を吐きながら10秒~15秒ほど手のひらを押し合う(大胸筋を使うイメージで)

③この動作を5回、1日3セットほど

このように、合掌のポーズを
普段の生活の中でルーティンとして取り入れてみましょう。

大胸筋を鍛える筋トレを継続して、産後の垂れ乳
加齢変化に負けない身体作りをすることが大切です。

④垂れ乳を防ぐ授乳のポイントを押さえて実践する

垂れ乳を防ぐ授乳のポイントは

「授乳するときは姿勢よく!猫背にならないよう注意。」

「赤ちゃんの吸う力は強いので、胸を引っ張られすぎないように近付けること」

主にこの2つです。

これらを意識して授乳することを心がけましょう。

すでに卒乳しているママは、
2人目以降に母乳をあげる場合に気をつけましょう。

座って授乳するとき

・猫背にならないよう背筋をピンと伸ばす。

・赤ちゃんを横抱きにし、クッションなどを使って
 乳頭と赤ちゃんの口が並行になるよう調整する。

・赤ちゃんの吸う力に胸が引っ張られないよう、
 赤ちゃんの口と胸の距離を遠くしないよう意識する。

添い乳で授乳するとき

・赤ちゃんと向き合う姿勢で寝転び、ピッタリとくっつく

・胸と赤ちゃんの口が離れた状態で授乳すると、胸が引っ張られてしまう。
 これによりクーパー靭帯や皮膚が伸びて、垂れ乳の原因となるので気をつける。

・同じ胸ばかりで授乳すると、胸の大きさに左右差が出てくるので
 両方同じ時間で授乳するよう意識する。

まとめ

授乳後に胸が垂れる原因

① クーパー靭帯が伸びる・切れることで胸が垂れる

② 胸の皮膚が伸びる

③ 加齢による筋肉量の減少や乳腺の衰退

④ 間違った授乳の仕方をしている

「授乳後の垂れ乳」4つの改善方法

① バストアップブラをつける

② 大豆イソフラボンや筋肉のつく栄養素

③ 筋トレで大胸筋を鍛える

④ 垂れ乳を防ぐ授乳のポイントを押さえて実践する

この記事でお話しした「授乳後の垂れ乳」4つの改善方法を実践することで、
まだ出産していない友人とプールや海、温泉へ出かけるのも怖くありません。

妊娠前に着ていた服もキレイに着こなすことができるので、
家族で外出する時もオシャレに一層磨きがかかり、
毎日がとっても楽しくなりますよ。