【食事で授乳後に胸の張りを戻す】バストを上向きでふっくらさせるための5つの栄養素

授乳後に垂れてしぼんだ胸を放置していませんか?

「忙しくて自分の胸を気にしている余裕なんてない」
「なにから始めたら良いか分からなくてそのままに…」
「筋トレやマッサージをしてみたけど効果が出なくて諦めた」


私も1人目出産後に少し放置してしまったことがあったんです。
何とかしたいとは思うけど、家事と慣れない育児に追われて毎日へとへと…。
自分のことはほぼ何もできずに1日が終わっていく日々でした。

子供が小さいうちは自分も家にいることが多いし、
「まぁ、仕方がない」
と、その時はさほど気にしていませんでした。
(気にしている余裕がなかった、が正しいかもしれませんが)

だけど子供が大きくなればプールや温泉旅行等、人前で肌を露出する機会も増えてきます。
その時に慌ててケアを始めても、胸の状態を短期間で改善できすることはできません。
また、コラーゲン等の、肌の張りを左右する成分の産生能力は年齢を重ねるごとに落ちていきます。
放置しているうちに、さらに張りがなくなりしわがどんどん刻まれていく…。
近い将来、きっと後悔する日がきますよ。

「でも何から始めたらいいか分からない」というあなたに、最初に取り組むべき「食生活の見直し」についてお伝えします。
食事は毎日誰しもが行うことです。
しかし、
「私は3食バランスよく取れている」
と、自信を持って言えますか?
…そんな方はなかなかいないと思います。

ここでは、バランスを整えやすいポイントもあわせてお伝えします。
適切に栄養素を摂取できたあなたは、他のケア方法を始めたときに効果の出方がバツグンに上がりますよ。

今は垂れてしぼんでいるあなたの胸も、外見は張りが出てみずみずしくなる、内側は脂肪が補充されてふっくらとなる。
そんな美しい胸元を作ることができるようになります。
夏に肌の露出が増えても大丈夫!
ファッションを楽しむことができますよ。

授乳後に肌の張りがなくなる理由

産後は乳腺組織の衰退で胸がサイズダウン

妊娠すると、女性ホルモン(エストロゲン・プロゲステロン)の分泌量が上がります。
この作用で乳腺が発達し、乳腺周りに脂肪がつくことで胸が大きくなります。
出産直前が大きさのピークで、妊娠前より2カップほど上がります。

産後は女性ホルモンの分泌が減少するので乳腺は衰退していきます。
すると、乳腺を守るために周りについていた脂肪も、周辺へ流れてしまいサイズダウンします。
卒乳の頃になると妊娠前と同じくらいの大きさになります。

胸に張りがなくなる理由

妊娠前の大きさに戻るとはいっても、見た目はかなり変わっている方が多いです。
胸は、「クーパー靱帯」によって引っ張り上げられています。
胸全体に放射線状に広がっている、コラーゲン繊維です。
妊娠中に胸が大きくなったとき、クーパー靱帯は自分を伸ばすことで大きくなった胸を引っ張り上げています。
伸びたり切れたりしたクーパー靱帯はもとに戻れません。
なので、授乳後の胸を伸びきったクーパー靱帯では引っ張り上げることができません。
このため胸は垂れてしまいます。

皮膚は胸の大きさに合わせて収縮しますが、乳腺衰退のスピードには追い付けません。
その結果、中身がスカスカなのに皮膚は伸びっぱなしで、張りがなくしぼんだ風船のような胸になってしまいます。

張りのある胸をつくるにはバランスがとれた食事を

張りのある胸とは…

・胸が上向き
・ふっくらとしていてきれいな丸みがある
肌の表面に張りがある

張りのある胸を作るためにまず必要なのは、「バランスの摂れた食事」をしていることです。
その理由を見ていきましょう。

「胸が上向き」になるためには

土台である大胸筋を鍛え、胸の位置を上げるという方法があります。
筋トレを行うと、筋肉の原料であるタンパク質は分解されます。
壊れた筋肉を回復させるためにタンパク質を新たに取り込んで、より太い筋肉をつくっていきます。
つまりタンパク質をしっかり摂っていないと、新たな筋肉を作ることができず効果が表れないのです。

「ふっくらとしていてきれいな丸みがある」ためには

胸は1割の乳腺と9割の脂肪でできています。
ほぼ脂肪ですね。
脂肪が少ない食事をしていると、摂取した脂肪は身体の他の部分に使われてしまい胸まで届きません。
ふっくらした丸みのある胸をつくるには、良質の脂肪を適正量摂取することが必要になってきます。

「肌の表面に張りがある」ためには

皮膚の中で、肌の張りに影響を与えるのは、「真皮」です。
真皮は
・コラーゲン(約70%を占める)
・エラスチン
・ヒアルロン酸
・プロテオグリカン
などから構成されています。
中でもコラーゲンが、張りを生み出す役割をしています。
コラーゲンの原料はタンパク質です。
体内でタンパク質が不足すると、コラーゲンの生成がうまくできなくなってしまいます。

このように、食事内容はあなたの「胸の張り」に大きく関わってきます。
原料がないのに筋肉やコラーゲンを作らせようとするのは、
卵がないのに「卵焼きを作れ」と指示するようなもの。
そのくらい無茶ぶりなのです。
なので、まずは食生活を見直して、必要な栄養素をしっかりと摂るようにしましょう。

張りのある胸を取り戻すために食生活を見直そう

一番大切なのは3食バランスの良い食事をとること

1日の食事内容を振り返った時に、主食・主菜・副菜・汁物を意識して食事を摂れていますか?
おそらくほとんどの方の答えが「No」だと思います。
育児で忙しい中で何品も用意できないですよね。
そんなあなたは、以下の方法を参考にしてみてください。

食事のバランスを整える工夫

・炭水化物、タンパク質、ビタミン、ミネラルをまとめて摂る
 (例) 炊き込みごはんや丼もの      

汁物でタンパク質とビタミン、ミネラルを一緒に摂る
 (例)豚汁、けんちん汁、石狩汁、ミネストローネ等

時間がある日に常備菜を用意しておく
 (例)ひじきと切り干し大根の煮物、きんぴらごぼう、ピクルス等

・一品は調理なしで出せるメニューにする
 (例)冷ややっこ、もずくやめかぶ、漬物等

調味液に付け込んで冷凍し、焼くだけにしておく
 (例)生姜焼き、照り焼き等

3食ともバランスの摂れた食事を摂れることが理想ですが、難しい場合は1日のトータルで調整してみると良いです。
まんべんなく栄養素を摂取できれば、胸にも必要な栄養素がしっかり届くようになります。
次からは、張りのある胸作りに効果的な栄養素を紹介します。
バランスを意識しつつ、食事の中に取り入れてみてください。

女性ホルモンと同様の働きをする大豆エストロゲン

女性ホルモンのエストロゲンと同様の働きをします。
乳腺を発達させる効果があります。

多く含まれている食材:大豆、豆腐、豆乳、納豆等
豆腐なら1/2丁、納豆なら1パック、豆乳なら200ml
を摂取すると1日の必要量をほぼ満たすことができます。

脂肪を適正量とり、胸をふっくらと

上述のとおり、胸の9割を占めているのが脂肪です。
摂りすぎは肥満のもとになりますが、不足すると胸まで脂肪が供給されないので胸をふっくらとさせることができません。
また、脂質の一種であるコレステロールは、女性ホルモンの原料です。
脂肪と聞くと悪者のイメージがありますが、食事でしっかりと摂る必要があります。
魚介類や肉類は、含まれている脂肪の種類が大きく異なるので、偏りなくいろいろな食材を取り入れるようにしましょう。

多く含まれている食材:油脂類、魚介類、肉類、卵、ナッツ類等

脂質を摂りすぎないために

肉よりも魚を多く取り入れる
 肉は、脂質が多い部位(ひき肉やバラ肉など)によっては脂質の摂りすぎになります。
 魚を積極的に摂ると、体内で作ることができない必須脂肪酸を摂取することができます。

・調理法の工夫
 炒め物ばかりにすると油脂の摂りすぎになります。
 煮る・蒸す・網焼きなど様々な調理法を組み合わせましょう。

・菓子類を食べすぎない
 1日の間食の目安は200kcal以内です。
 パッケージ等で確認し、食べすぎないようにしましょう。

コラーゲンや筋肉の原料となるタンパク質(アミノ酸)

上述したように、肌の張りを生み出すのはコラーゲンです。
原料となるのはアミノ酸です。
様々な種類のアミノ酸が組み合わさり、タンパク質となります。
コラーゲンを合成するアミノ酸のなかには体内で生成されないのもあります。
その場合は食事で摂る必要があります。
タンパク質は筋肉の原料でもあります。
大胸筋等の筋トレをしている場合、筋トレ後にタンパク質必要量が上がるので意識して摂取するようにしましょう。
タンパク質は一度に吸収できる量が決まっています。
なので、なるべく毎食摂るようにしましょう。

多く含まれている食材:魚介類、肉類、卵、大豆食品

コラーゲンの生成を促進するビタミンC

コラーゲンは3本のコラーゲン繊維がらせん状に組み合わさってできています。
このらせん構造を作るときにビタミンCが働きかけます。
なので、ビタミンCを摂取することでコラーゲンの合成を促進することができます。
ダントツで多く含まれているのは、ブロッコリーです。
ただ、ビタミンCは水溶性なので下茹でをするとゆで汁中に流れでやすくなります。
電子レンジで加熱するか、スープに入れて食べるのがおすすめです。

多く含まれている食材:ブロッコリー、カリフラワー、にがうり、ピーマン、いちご、柿等

抗酸化作用と女性ホルモンの分泌を調整するビタミンE

ビタミンEは、抗酸化作用があるため、しわ等の原因となる活性酸素が体内で増えるのを抑制します。
同じく抗酸化作用のあるビタミンAやCと一緒に摂取すると、より効果的です。
皮膚膜を安定化する役割をもっているので、皮膚内に適度な潤いを維持する働きもあります。
また、ホルモンの分泌量を調整する役割もあるので、女性ホルモンの分泌量を上げる役割もあります。
ビタミンEは脂溶性なので、油と一緒に摂取すると効果的です。

多く含まれている食材:いか、たこ、かぼちゃ、ナッツ類等

睡眠の見直しも同時に行うとより効果的

食生活の見直しとできれば同時進行で行いたいのが睡眠の見直しです。
ここから詳しく説明します。

しっかり睡眠で肌に張りを

睡眠の効果は

・睡眠をしっかり取ると血行が良くなり、栄養素が胸に届きやすくなる
・寝ている間に成長ホルモンで張りのある肌づくりを
・成長ホルモンの分泌を上げるために、時間と質を意識する

授乳中は夜中も赤ちゃんの授乳のために起きて、まとまって睡眠が取れなかった方が多いと思います。
卒乳後に赤ちゃんがまとまって寝てくれるようになったら、あなたも睡眠をしっかり取りましょう。
血行が良くなり、食事で摂った栄養素が胸に届きやすくなります。
つまり、食生活の見直しをした効果が表れやすくなるんです。

22時から2時は成長ホルモンの分泌が盛んな時間帯です。
この時間に寝ていると、肌の新陳代謝が活発に行われます。
そうすると日中に傷ついた肌が修復され、肌の張りを保ちやすくなります。
そして眠った直後の1時間は、成長ホルモンの分泌が最も盛んなタイミングです。
この時間に睡眠の質を上げられると効果がより上がりますよ。

睡眠の質を上げるためにナイトブラをつける

ナイトブラを着けると

・胸をしっかりと包んで安定させる
・着心地を重視しているからリラックスして眠れる
・寝ている間も胸の形を保てて張りのある胸づくりがしやすくなる

睡眠の質を高めるためにはナイトブラが必須です
卒乳後の胸はふにゃふにゃで柔らかく、動きやすい状態ですよね。
ノーブラやサポート力の弱いブラで仰向けになったり寝返りを打ったりすると、すぐに胸が動いてしまいます。
これが睡眠の質を下げる原因になっているんです。

ナイトブラだと胸全体が包みこまれるので、ブラの中にしっかり固定できます。
プラスで着心地も良いから、リラックスして眠れますよ。
そして、胸の脂肪が周辺に流れにくい設計のものが多いという特徴もあります。
胸の上部分にも脂肪を固定して丸い形を保てるようになりますよ。
なので、ナイトブラを着けると睡眠の質を上げながら張りのある胸に戻しやすくなるんです。

寝る時にノーブラや授乳ブラのままという方は、早めにナイトブラに切り替えましょう!

オススメのナイトブラ探し方は?

ナイトブラに切り替えましょう!といいましたが、探し始めるとたくさんあって
「結局どれがいいのか分かんない(泣)」状態にも陥りやすいんですよね。
そんなあなたへオススメの選び方を紹介します。

選び方のオススメポイント

・毎日着けるために自分が2.3枚購入できる価格であること
1日中着けられるタイプを選ぶと、朝に着替える手間を省ける
長時間着けていても締め付けが気にならないかを試すために、できれば試着してから買う
・ネットで買う場合は、口コミで評判が良い商品を購入すると失敗しづらい

このポイントをおさえて探すと、自分にぴったりの1枚が見つけやすくなりますよ。

私はネットで価格と評価をにらめっこしながら探しました(笑)
そしてあるナイトブラを見つけたんです。
ネットでインナーを買うのが初めてだったので不安もあったんですが、評価が高いだけありました。
参考になるよう、私の体験談を少し紹介しますね。

張りのある胸づくりのために食生活と睡眠の見直し。その効果を高めてくれたのは・・・

私は卒乳後に、産後のピーク時から2カップダウンしました。
型崩れがひどく、張りがなくて皮だけが垂れている状態に・・・。
妊娠前の上向きで張りがある胸に戻したいと思い、筋トレやマッサージを始めました。
だけど初めての育児にてんてこまいでケアに時間を取れず、やらなくなってしまったんです。

そこでまずは、食生活を見直すことにしました。
同時に睡眠の見直しも。
睡眠の質を上げるためにナイトブラを探していたときに、あるナイトブラに出会いました。
締め付けがないのに胸は固定されているから、ストレスフリーで眠れるように。
そして、朝起きても胸が型崩れしていないくらいホールド力がすごいんです。
食事で摂った栄養素が胸の脂肪としてついているのが分かっていい感じ。
これを毎日続けていたところ、
1ヶ月後には「胸がおわん型になっている」
3ヶ月後には「しわしわだった胸がふっくらしている」
サイズを測ってみたら1サイズ上がっていました。

食生活と睡眠の見直しで張りのある胸に戻す環境を整え、ナイトブラで胸に留める。
他にも色々なブラを試しましたが着け心地がキツかったり効果が出なかったりでした。
でもこのナイトブラを着けてからしっかりと効果が上がりました。
1日中着けていられるので、着替える手間もありません。
そんなナイトブラの詳細はこちらで紹介しています。
「授乳後のしわしわな胸に張りを戻したい」という方は、食事や睡眠の見直しとともにこちらを参考にしてみてください。

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どのように胸に張りを戻したかが分かります

まとめ

授乳後に胸に張りを戻したいあなたにまず始めて欲しいのは、「食生活の見直し」です。
バランスの摂れた食事を摂ることをまず意識してください。
そして、その中に、張りのある胸をつくるために効果的な栄養素を意識して摂り入れましょう。

張りのある胸をつくる効果がある栄養素5つ

・女性ホルモンと同様の働きをする大豆エストロゲン
・胸をふっくらとさせるために適正量の脂肪
・コラーゲンや筋肉の原料となるタンパク質
・コラーゲンの生成を促進するビタミンC
・抗酸化作用と女性ホルモンの分泌を調整するビタミンE

ちなみに私は自分の食生活を見直したときに、
「魚介類の摂取が不足している」
「菓子類の摂取が多い」

ことに気が付きました。
そこで、おやつに小魚とナッツ類あたりめを取り入れてみました。
どちらもよく嚙んで食べるのでおやつの腹持ちも良くなった気がしています。
「魚介類をもっと取り入れたい!」という方は、よかったら試してみてくださいね。

食生活を改善したら、筋トレやマッサージ、保湿等の胸への効果がしっかりと上がってきます。
胸だけでなく身体全体の肌に張りが出て、お洋服選びにメイクと、オシャレを思いっ切り楽しめるようになりますよ。