【産後、胸の上がなくなった】デコルテが削げてしまったあなたが試すべき3つの対策

胸の上にあるデコルテ部分に脂肪がなくなり、削げてきたと悩んでいるあなたへ。

こんな悩みはありませんか?

・おっぱいの上部分がなくなり、そげ乳みたいになってきた。
・デコルテが削げてきて、ガリガリの貧相な姿になり、なんだか毎日ゲッソリみえる。
・産後、デコルテあたりがガリガリになり、骨がくっきり見えるようになってしまった。デコルテをふっくらさせたい!

私も自分の子供を母乳で育てた経験があるんですが、卒乳してから毎日、鏡の前で自分の上半身をチェックしていました。
そうしたら、胸よりも鎖骨の下のあたり、デコルテ部分がどんどん平べったく、削げてきていたのです。
ちょうど夏の時期、プールに行こうにもこんなガリガリなデコルテじゃ恥ずかしくて水着が着れない!
とてもショックでした。

デコルテのケアを放置していると、胸のふっくら感だけでなく、老けて見えるなど、あなたの印象にも大きく関わってきます。
削げてしまった後にケアを一生懸命しても、実は手遅れなこともあります。

でも安心してください!
日々の姿勢や下着のつけ方に気を付け、食べるものにもちょっと栄養素を意識するだけで、デコルテの削げを防ぐことができます。

デコルテがガリガリで貧相な見た目に悩んでいる方は、ぜひ最後までご覧ください。

ふっくらデコルテを手に入れれば、夏は水着、冬はボディラインや胸が強調されるニットなど、季節ごとのオシャレも思いっきり楽しめますよ!

あなたの胸、もしかして「そげ胸」かも?

「そげ胸」ってなに?と思われる人もいるかと思います。

そげ胸とは、胸の上にあるデコルテ部分に脂肪がない状態のことです。この場合、肋骨が浮き出て見えるため、上半身がゲッソリと見えてしまいます。
またそげ胸は、バストの位置が下がり、胸が垂れてしまっている状態でもあります。
あなたの胸はそげ胸か、以下のチェック項目を確認してみましょう!

・ブラジャーをしていても、上部がカパカパしてしまう
・横から上半身を見た時、デコルテから胸にかけて膨らみがない
・バスタオルで胸周辺を巻いた時、タオルが落ちてしまう
・胸の上に脂肪がなく、骨が浮いている
・胸の位置が下がって垂れてきている

あなたの胸がもしこのような状態なら、それはそげ胸状態です。
そげ胸はおもに40代以降の女性に多く見られますが、生活習慣や授乳などで20代、30代からそげ胸になる人もいます。

では、なぜそげ胸になってしまうのか、バストケア方法の前にその原因をご紹介します。

げっそりそげ胸になるのは「クーパー靭帯」が原因!

バストは、乳腺と脂肪組織、そしてクーパー靭帯と呼ばれるもので構成され、それらを大胸筋が支えています。
胸の上がなくなったように感じるバストの下垂は、この乳腺を支えているクーパー靭帯が伸びきってしまうことで起こるのです。
クーパー靭帯が伸びやすくなる原因としては、

・ブラジャーを着用せず、ノーブラの時間が長い
・長時間猫背の姿勢で過ごしている
・バストの筋力(大胸筋)が低下している
・妊娠、出産、授乳による乳腺の発達、変化

などがあります。
残念なことに、このクーパー靭帯は一度伸びたり切れると、元の状態に戻すことはできません。

そのため、クーパー靭帯をこれ以上伸ばさないようにすることが、バストケアではとても大事なことです。
また、バストを支える大胸筋を鍛えることもとても大切です。

ここからは、そげ胸を防止する筋トレや正しいブラジャーのつけ方などをご紹介します。

デコルテの削げを解消!大胸筋エクササイズ

どこでもできる!大胸筋を鍛えるエクササイズ

1.背筋を伸ばして姿勢を整える
2.肩の力を抜き、肩甲骨を下ろして胸の前で両手のひらを合わせる
3.ゆっくり息を吸って、胸を広げる
4.息を吐きながら手のひら同士をぎゅっと押し合う。そのまま10秒キープする。

ポイント★

正しい姿勢とゆっくりとした呼吸です。背中が丸くならないように、深い呼吸を続けながらキープしましょう。大胸筋に効かせてる!という意識を忘れずに。

バストアップに効果的!コブラのポーズ

1.うつ伏せに寝る
2.胸の横に手をつき、脇を締める
3.吸う息で上半身を前に送り出し、背筋を使って胸を引き上げながら上体を起こす。そのまま10秒キープする。
4.息を吐きながらうつ伏せに戻る。

ポイント★

腕の力ではなく背筋を意識して使いましょう。肩と肩甲骨を下ろし、ゆっくりと呼吸を深めます。気持ちいいという体勢で止めることが大切です。

デコルテケアには正しいブラジャー選びも忘れないで!

先ほどお伝えした、そげ胸のチェック項目の中に「ブラジャーをしていても、上部がカパカパしてしまう」がありました。
なぜカップの上部が浮いてカパカパしてしまうのかというと、これはブラジャーが合っていないサインなのです。
カップが浮くことで、バストとブラジャーの間に隙間ができてしまいます。
そうすると、バストがカップの中で安定せずに常に揺れている状態になります。これは、クーパー靭帯に大きなダメージを与えることになります。

どんなに毎日筋トレやエクササイズをしていても、着けているブラジャーが合っていないと意味がありません。
サイズの合っていないブラジャーを着けていることは、キーパーのいないサッカーの試合のようなものです。守るものもなく無防備な状態で、どんどん相手チームから点を入れられてしまいます。つまりどんどん悪化してしまいます。

そのくらい正しいブラジャー選びは大切で、ブラジャーのカップ浮きは、バストのエイジングを早める原因となってしまうのです。

おすすめは、バストを下からすくい上げてデコルテにふっくらハリ感が見せられる、カップの下部にパッドの入ったブラジャーです。
背中に流れがちな脇肉をしっかりキャッチし、デコルテリフトアップ効果のあるブラジャーを探してみましょう。
また、産後卒乳後はバストサイズがが変わっていることもありますので、下着店でプロの店員に測ってもらうのがおすすめです。

食事はタンパク質を意識する!

女性の身体は妊娠中も産後の授乳中もずっと赤ちゃんに栄養を与え続けているので、肝心のママの身体は栄養不足状態になっていることがとても多いです。
デコルテのボリュームアップやバストにハリを与えるためにも、食事から栄養を摂っていくことがとても重要になってきます。
特にたんぱく質・鉄分・ビタミンCを積極的に取りましょう。
お肉、お魚、卵、大豆製品などを中心にメインがしっかりとある献立にしてみてください。
栄養素がそれぞれちがうので、いろんな種類をまんべんなく取れるとより効果が高くなります。その他、野菜、食物繊維、海藻類などもおすすめです。
できるだけ避けていただきたい食材は、

・白砂糖
・小麦
・加工品、添加物

があります。これらはできるだけ食べないようにしましょう。

「デコルテが削げてきて、着れる服がない・・・」

そう思っている方も諦めないで、今すぐできるケアを始めましょう。
最後に大切なポイントを5つ、再度お伝えします。

・生活習慣や授乳で20代からデコルテが削げてしまう人もいる。
・デコルテが削げてしまうのはクーパー靭帯が原因。
・デコルテの削げを防ぐには大胸筋を鍛える。
・デコルテケアにはブラジャー選びも大切。
・食事はバランスよく摂り、特にタンパク質を意識する。

デコルテをふっくらさせるだけでも、バストの印象は大きく変わります。

「こんなに変われるんだ…!」
と鏡の前でにっこりしながら好きな服を着ているあなた。
そんな未来が待っていますよ。